【New Arrivals】MIUMIU ラウンドファスナーウォレット

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おはようございます。

川崎の質屋

渡田質店です。

読書熱が高まってきている”出品スタッフの僕“です。

どうでもいい報告だとは思いますが､昨日無事にこちらの作品を読み終わりました。

楽しくすんなりと読めましたので､皆様にオススメです。3部作なんですが長さを感じさせない展開で重くもあり愉快でもあるユーモアがあふれる中島らもさんらしい素晴らしい作品でした。

滅多に小説を二度読むことはないんですが､たまに読み返したくなる作品ってありますよね。

これだったり

ひょんなことからサンチャゴという羊飼いの少年がピラミッドへ宝を探しに行くんですが､そこから紆余曲折。道すがら出会う錬金術師と共に冒険をするというファンタジー巨編になっております。これは高校生くらいの時に読んだのですが､勇気をもらえた作品です。小学生くらいの頃読んでおけばよかったです。笑

あとはこちら。

戦争下の状況で双子が母からおばあちゃんのところへ預けられ､過酷な状況に対して様々な方法で立ち向かうといった話です。ハッキリ言ってしまうとこの小説暗いです。しかもとてつもなく…。文体も感情を表すような表現は一つもありません。ただただ双子の目の前で起きていることが展開していくという描き方なんですね。この双子にもともと感情が無いのか､戦争中という状況だから自ら感情をおしころしているのか読んでいる最中は不安になってきます。そんなに暗くても最後まで読めてしまうんです。これもいろいろな意味でオススメです。ちなみに3部作です。

最後はコレ。

私立探偵が依頼者から仕事を引き受けてある男を見張るんですが何も事件らしいことはありません。その見張っている場所に入ってみると…。という展開なんですがこの小説､登場人物がすべて色なんです。探偵はブルー、依頼者はホワイト､見張られる側の男がブラック。一見退屈そうに見えますが､話自体も短くすんなり入ってくる内容になっております。

気が向いたら本棚を漁って探してみようと思います。笑

さて本題へ

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